勝沼産甲州種を100%使用し、専門家らを招いた厳正な審査会に合格したワインのみが、オリジナルの勝沼ワインボトルに詰められる.....



 
 葡萄栽培発祥の地勝沼。奈良時代より甲州種葡萄作りは脈々と人々に受け継がれてきました。そんな葡萄の聖地で、初めてワイン造りが本格的に行われるきっかけとなったのは、明治10年にフランスへ留学した高野正誠と土屋龍憲が、その技術を持ち帰ってからとされています。

 先人達のこうした努力を無駄にしてはいけない、この勝沼に広がる扇状地の織り成す美しい風景を後世に残し、そして何よりも甲州種から出来る高品質のワインを、なるべく多くの方に提供したい...。そんな思いでこのボトルは生まれました。


 
このボトルには、審査会に合格したワイン(審査会については後に詳しく書かれています)のみが瓶詰めされています。このボトルは、勝沼産優良甲州種100%の高品質ワインであることを保証してくれる、と言い替えられますね。裏ラベルには、これまでメーカーごとにバラバラだった甘辛表示が、参加メーカー統一基準で記載されています。

 ボトルの特徴は、なんと言ってもチャン(加飾)の部分にある、上記の2青年をシンボル化したレリーフです。先人達のパイオニア精神をこのボトルからも表現したい、そしてそれを具現化する、伝統の甲州種で造られたワインを皆さんにアピールしたい、そんな私達ワイナリーズクラブの思いが込められています。また、ボトルの色は、甲州種から醸される白ワインに合うイエローグリーンとしました。

 尚、ボトルの作成には、産地勝沼を積極的にアピールして行こうと、ふるさと創生資金を充て、初回は62,000本を生産しています。

 この勝沼ワインボトルは、1989年の新酒まつりで発表され、当ヴィンテージから使用されています。

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